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相続

知らぬ仏なら、ゾンビちゃんは無害

相続の場面ではしばしば、
「姉が自分のことをそんなふうに嫌ってたなんて、何十年も知らなかった」
という言葉を耳にします。

どのくらいの頻度かといえば、もしも私のお客さまがこの記事を読んだとして、「あらヤダ、私のことじゃないかしら。弟を姉に置き換えてはあるけれど」なんて思うであろうかたが、ぱっと思い浮かぶだけで両の手に余るくらい、頻繁なことです。

それでもこれまで20年も30年も、何も知らずに穏便にやれてきたわけです。

だとしたら、知ってしまったあともいっそ、「姉が私の陰口を言うのは、何かにとりつかれて魔がさしてのこと」、とでも思い込んで、知らずに仏心あふれていた頃のままで、つきあいつづけてゆけたらいいのでしょうが……

私たちは記憶というものを持っているせいか、どうも“時は過去から未来へ一方的に流れるもの”という固定観念が強いために、仲がよかったはずの過去は“もう過ぎたもの”として捨てられてしまうことが多いですね。

相続の場面で、ゾンビ病どうせ病が発症してしまうことも

相続の場面で、ふだん穏やかなかたがゾンビ化したり、どうせ病症状に陥ったりすることがあります。
とりわけ、亡くなったご主人のきょうだいや異父異母きょうだいなど、「今後もう顔を合わせなくてもいい相手」との遺産分割協議になればなおのこと。

はじめは、法定相続分通りで構いませんと皆さんおっしゃるのです。蓋を開け遺産額をじっさいに目にすると、「あのときのコレが生前贈与にあたるんじゃないか」とか、「私は公立学校しか出ていないのに、兄さんは私大で親の財産を一人で多く使った!」など、今回の相続とは関係のない過去の事情まで持ち出されはじめ、「だから、義姉さんが法定相続分通りを主張するのは、不公平だ!」という逆説ゾンビ理論に発展していきます。

夫人は耐えに耐え、「私さえガマンすれば…」の“どうせ病”に陥ってゆくのです。

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