Ho-u Magazine|寺と法とお金

“世のため”に生きる人をサポートする、こちらOK行政書士事務所の外部サイト

ハウスとホーム

生活困窮者の施設をつくろうとして反対運動に遭遇した話を、昨年、ある九州の牧師さんの講演で聞きました。
「歴史のなかで、路上生活者はいつでも被害者であり、加害者であったことなどないのに」という話が記憶に残っています。
たしかに、中高生が路上生活者に火をつけた事件はありましたが、路上生活者が人に危害を加えた事件を知りません。
また、火をつけられた路上生活者は犯人の中高生を憐れんで言ったそうです。
「あいつらにはハウスはあるが、ホームがねえんだな。俺らにはハウスはねえが、ホーム(仲間)はある」と。

目に見える家=ハウスがあるのとないのと。
目には見えない心の家=ホームがあるのとないのと。
どちらがよりシンドイのかといえば、“目に見えない家”=ホームを喪ったほう、ではないでしょうか。

「ひとさまのことをこんなに気にできる私」に満悦したい、つまり自己肯定感が底をついている危機状態だったりする。

//Okei Sugre//

私も含め、周囲のFP・士業仲間も、これまでは保険加入は最低限でいい!という人が多く、とりわけ医療保険については「預金が300万以上あるなら不要」という意見が主流でした。
Continue reading

抑圧された人からみれば

善がまかり通っていることが苦痛だったりもする。

つまり、さまざまなバックグラウンドの人がいる以上、「あらゆる人にとって善きこと」というのはないに等しい。

◆「デスノート」、エルの台詞「ライト。光だけの世界ですか」より

//Okei Sugre//

同じことなんだけれど

※お互い商売じゃなく、町内会のボランティアの場面で。

どうせさん:流し素麺用に工作した竹、皆さんが仕事終わりに毎晩集まってくれて、なんとか完成しました! 運搬、どうしましょう?

ゾンビさん:あら~、こっちまで運んでくれるんじゃなかったの?

※つくり手側は呆れて、二度とゾンビさんに頼まれた仕事を手伝いませんでした。
――――――
(性格が逆だと……)
――――――
ゾンビさん:うちのメンバーすごいからね、とっても無理なはずだったけど期日に間に合わせちゃったよ。で、いつ取りに来るの?

どうせさん:すみません、あの…こちら車がなくて…

ゾンビさん:じゃ手配して赤帽でもなんでもよこしてよ!

※運送代で、どうせさん、かなりな赤字になりました(+_+)

文責=Okei Sugre/勝 桂子

ひとつの善が、「そうでなかった場合」を否定してしまう

看取りを描いたドキュメンタリー映画「いきたひ」を観ました。
「生」という字の最後の1画が、「死」という字の始めの1画に重ねられ、「生」と「タヒ」がつながった造字を「いきたひ」と読み、「生きたい」「逝きたい」「(あの世へ、また至福へ)行きたい」など、観る人それぞれに想像できるタイトルはすばらしいと思いました。 Continue reading

知らぬ仏なら、ゾンビちゃんは無害

相続の場面ではしばしば、
「姉が自分のことをそんなふうに嫌ってたなんて、何十年も知らなかった」
という言葉を耳にします。

どのくらいの頻度かといえば、もしも私のお客さまがこの記事を読んだとして、「あらヤダ、私のことじゃないかしら。弟を姉に置き換えてはあるけれど」なんて思うであろうかたが、ぱっと思い浮かぶだけで両の手に余るくらい、頻繁なことです。

それでもこれまで20年も30年も、何も知らずに穏便にやれてきたわけです。

だとしたら、知ってしまったあともいっそ、「姉が私の陰口を言うのは、何かにとりつかれて魔がさしてのこと」、とでも思い込んで、知らずに仏心あふれていた頃のままで、つきあいつづけてゆけたらいいのでしょうが……

私たちは記憶というものを持っているせいか、どうも“時は過去から未来へ一方的に流れるもの”という固定観念が強いために、仲がよかったはずの過去は“もう過ぎたもの”として捨てられてしまうことが多いですね。

相続の場面で、ゾンビ病どうせ病が発症してしまうことも

相続の場面で、ふだん穏やかなかたがゾンビ化したり、どうせ病症状に陥ったりすることがあります。
とりわけ、亡くなったご主人のきょうだいや異父異母きょうだいなど、「今後もう顔を合わせなくてもいい相手」との遺産分割協議になればなおのこと。

はじめは、法定相続分通りで構いませんと皆さんおっしゃるのです。蓋を開け遺産額をじっさいに目にすると、「あのときのコレが生前贈与にあたるんじゃないか」とか、「私は公立学校しか出ていないのに、兄さんは私大で親の財産を一人で多く使った!」など、今回の相続とは関係のない過去の事情まで持ち出されはじめ、「だから、義姉さんが法定相続分通りを主張するのは、不公平だ!」という逆説ゾンビ理論に発展していきます。

夫人は耐えに耐え、「私さえガマンすれば…」の“どうせ病”に陥ってゆくのです。

ほう事例集

こちらもどうぞ! okei-officeの「よろず相談事例集」へジャンプします。

tag index

ご意見・ご感想はメールにて

このブログにはコメント欄を設けていません。
ご意見・ご感想・よろず相談はメールフォームからどうぞ

tag index

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1人の購読者に加わりましょう